一般内科について
当科は、一般的によく見られる内臓の疾患全般を扱う診療科です。
咳や発熱、腹痛などの急性症状から、高血圧・脂質異常症や内分泌疾患などの慢性疾患まで、非常に幅広い病気が対象となります。なお、風邪や腹痛などは一般的によくみられる病気ですが、その背後には重大な疾患が潜んでいることもあります。
一般内科では、まず問診を行ったうえで、必要に応じて様々な検査を行います。そして、各専門医が扱うべき疾患と診断した場合は、適切な病院・診療所に紹介する役割も担っています。
地域のかかりつけ医について
かかりつけ医とは「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる医師のこと」です。
- 現在専門性の高い病院で治療をしていても、その疾患だけでなく、病歴、併存疾患など含め総合的に病状を把握、判断します。高齢になると、多種多様の病気を抱えます。他施設専門医診療と併存・既存疾患とのバランスをとる役割を果たします。
- 65歳以上で介護保険が必要になったら行政に申請をします。かかりつけ医は主治医意見書を書きます。それをもとに地域の介護認定審査会が開かれます。どのような介護が必要な段階(介護度)にあるのかを話し合います。介護度によって介護保険を使用して、在宅での生活を充実するように計画します。家庭での生活をより良くすることもかかりつけ医の役割です。
一般内科で扱う主な症状
- 体温計で熱を測ったら38℃以上あった
- 微熱が続いている
- 咳が続いている
- 痰が絡まることが多くなった
- 足や手などの皮膚がむくんでいる
- 疲れやすくなった、疲労感が抜けない
- なんとなく身体がだるい
- 体重が減ってきた
- 体重が増えてきた
- 吐き気を感じることがある
- 食欲がなくなってきた
- 肌が荒れている
- など
※高熱の場合、新型インフルエンザ・新型コロナウイルスなど感染症の可能性もあります。事前に当院までお電話にてご連絡いただき、症状をご説明いただいてからご受診されるようご協力をお願いいたします。
内科の主な対象疾患
急性疾患 |
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慢性疾患 |
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